コラム

ラバーダム 

2019年6月10日

歯の根っこの治療をする時に折り紙の様なゴムのシートに小さい穴をあけて、その穴から治療する歯だけを出します。
これで唾液がいっぱい(バイキンがいっぱい)の口の中と術野が隔離されます。
写真で想像がつきますでしょうか?

 

 

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何故、このラバーダム防湿をするかというと根管(根っこの中の管)の中をせっかく消毒しても唾液がついてしまうと根管治療の成功率が著しく下がってしまうからです。また、刺激の強い消毒液などから口の中の粘膜を守る役目もあります。

 

初めてラバーダムを使用する患者さんには絵を使い、口頭で説明するのですがびっくりする方が多いです。
「ゴムの臭いが嫌だ」と言う患者さんにはミントの香りのシートも用意しているので我慢してください。

 

最初は息苦しいんじゃないか、唾液がたまって溺れちゃうのではないかと心配する方もいらっしゃいますが当院では息苦しくないように小技もありますし、唾液を吸う小道具も色々ありますのでほとんどの方は慣れてしまいます。
当院の根管治療は一回あたり一時間以上かかることが多いので使用した方が楽だとおっしゃる患者さんも多いです。

 

当院では歯に白いプラスチックを詰める時にもラバーダムを使用することがありますが日常的にそれらを行っている歯科医院は日本では非常に少ないです。
この理由の一つとしてラバーダム防湿法は日本の保険治療の工程(報酬)の中に含まれていないという事があるのかもしれません。
ラバーダムシートの装着は慣れれば数分で出来ますがそれらの器具の滅菌などの手間やコスト、ラバーダムシート代、シーリング材代は保険治療の場合は歯科医院からの持ち出しとなります。

 

日本の根管治療の成功率は5割程度と聞きますから他の先進国とは非常に大きな落差があります。
成功率を少しでもあげるのにラバーダム防湿法は有用ですので私は使用した方が良いとは思いますが上記の理由もあってなかなか難しい問題です。

舌癌(口腔ガンや良性腫瘍などについて)

2019年5月29日

舌癌(口腔ガンや良性腫瘍などについて)

 

ニュースなどで有名人が舌癌などの口腔がんの手術をした事などが取り上げられるとしばらくの間は「舌癌じゃないかしら?」と心配して受診される方が増えます。
 
口腔内は虫歯や歯周病だけではなく舌癌を含めた口腔がん、良性の腫瘍等、様々な病変があります。前癌病変といって、癌化する可能性があるものや、良性腫瘍でも場合によっては癌化、あるいは顎の変形などにつながることもあります。
 
テレビでコメントしていた医師や歯科医師が口腔ガンは稀なガンで発見は難しいと意見されていました。
確かに体全体の癌の中では発生率は低く、口内炎などとの判別が難しいこともあります。当院では結構な人数の患者さんの癌や病変を発見しています。
これは当院のレベルが高いという事ではないと考えています。
最大の要因は多くの患者さんが気になることがあるとすぐかかりつけの歯医者として当院に来院されている事だと思います。
粘膜に異常が見受けられた場合、2週間ほどして再チェックをして、必要があれば連携している口腔外科専門医に紹介します。その積み重ねだと考えています。
 
前癌病変を数年にわたってフォローしている患者さんも何人もいらっしゃいます。病変が縮小傾向なのか増大傾向なのかは、かかりつけ医でないと難しいのかもしれません。
しかしながら虫歯やクリーニング等で数か月前に前医がいたにもかかわらず良性腫瘍や舌癌を当院で発見した方も少なからずいらっしゃいます。
当院にも不得意分野はありますから歯医者さん選びは難しいです。
連携口腔外科専門医に紹介しても単なる粘膜の角化(多くは白く固くなります)の場合もありますがそれで一安心となればよいのではないかと思います。
私の所属する歯科医師会では歯科医院での口腔がんの発見率を上げられる様な勉強会やシステムの構築を始めています。

インプラント無料相談・無料CT撮影?

2019年3月12日

インプラント無料相談・無料CT撮影?

 

当院ではインプラント無料相談や無料CT撮影は行っておりません。

 

インプラント治療を行う歯科医師は一般的な歯科治療の知識や経験に加え、歯周外科処置や口腔内小手術の技術や経験が必要不可欠です。
インプラント相談にいらした方に対してどのような手術方法が適当で治療期間はどのくらいか、そしてそれら周辺の事柄について説明するのは実は非常に難しい事です。もちろんその内容には責任が伴います。インプラント治療に対してそれなりの経験がある中堅以上の歯科医師でないと対応出来ないと私は考えています。

 

CT撮影に関しては得られた画像を読影(読み解くこと)する必要があります。
これにはインプラント治療同様、知識と経験が必要です。執刀する歯科医師自身が読影して患者さんに説明するものだと考えています。
そして当院の歯科用CT撮影装置は昔の機種と比べて被ばく線量はかなり低く抑えられます。しかし被ばくすることには変わりありません。
CT撮影装置はその設置、維持に非常に高額なコストがかかります。

 

歯科医師が動くのにもコストがかかります。
設備費や一緒に働くスタッフのお給料などです。ましてやインプラント治療を担当出来る中堅以上の歯科医師ならばなおさらです。
当院では無料を前提に歯科医師の労働時間、スタッフが滅菌、消毒してくれた器具類、高額な歯科用CT撮影装置を使用する事はコスト的に負担が大きいです。
同じく、低いとはいえ被ばくを伴うCT撮影、責任の発生する説明を行う事は倫理的(あくまでも当院の考えです)に出来ません。一定の対価を患者さんから頂いた上できちんと説明したいと考えています。

 

インプラント相談はお電話で御予約の上、御来院ください。
まず、お口の中を拝見してから通常のレントゲン写真を撮影して説明します。
時間は30分程、費用は5400円です。
より詳しく、あるいは複雑な症例は後日、CT撮影を行い説明します。
時間は1時間程、費用は18360円です。
初回はおおよその説明です。説明内容などの書面でのお渡しは致しません。
理由はインプラント治療を必要とする患者さんの多くは歯周病や虫歯などを併発している場合が多く、治療期間や費用などの複雑なパズルを組み立てる必要があります。歯磨き指導やそれらの初期治療をしながら患者さんと一緒にパズルを組み立てるのには少し時間が必要だからです。

良く歯を磨いて虫歯がなくなったら歯医者は潰れてしまうじゃないか?

2018年1月25日

良く歯を磨いて虫歯がなくなったら歯医者は潰れてしまうじゃないか?

 
当院も含め、ほとんどの歯科医院が潰れると思います。
虫歯を高額なセラミックで治す患者さんが一人減る代わりに何十人かの歯磨き指導やフッ素塗布などの予防処置に来院される方が増えれば歯科医院経営はどうにか成り立つと思います。
 
林歯科医院では人工骨を併用するインプラント手術なども多く手掛けています。
しかしながら患者さんは大変な労力と期間(2,3年かかる方も多いです)と費用をかけて治しても所詮、天然の歯には敵いません。
この様な患者さんが予防処置で済んでいればお互いどんなに楽で幸福な事かと思います。
実際、当院では高齢者に対しての予防処置を積極的に行っていてインプラント手術を回避出来た例も増えています。
予防歯科は若年者に対してだけではなく、あらゆる年代に対してそれぞれの対応の仕方があると思います。
いましばらくはインプラント治療やセラミック治療を必要とする患者さんに正しくそれらの技術を提供し、今まで積み重ねた予防歯科のノウハウをさらに発展させ、それらにシフトしていけるように努力していきたいと考えています。

歯の切削器具の使いまわし報道について思う事

2017年9月19日

歯の切削器具の使いまわし報道について思う事

 
新聞などにこの様な記事が立て続けに載りました。
その影響か小型オートクレーブ(滅菌機)が売れに売れているようです。
報道前後で当院の器具などの滅菌に関して変わったことは特にありません。
器具の傷みが早いからとかコストがかかり過ぎるからなど色々な理由を言う先生もいらっしゃるようですがダメなものはダメですから昔から滅菌消毒に関して機械やその運用のアップデートを続け、現在に至ります。(当HPの設備の欄に記載しています)
自分の子供を治療する環境(申し上げるまでもなく、そうならないように予防が第一ですが)と患者さんを治療する環境との間に差は全くありません。
記事にキチンと器具の滅菌をしている歯科医院かどうかの見分け方という内容があり、その一つに厚生省の歯科外来環境体制加算という施設基準認可を受けているかというものがありました。
当院はその認可を受けており規則上、待合室にその故を標榜しています。
しかし全ての認可施設が認可時の基準を保っているかは更新制ではないのでわかりません。
滅菌消毒に関して最も重要なのは機械ももちろんですがその運用です。
どんなに高価なドイツ製の滅菌機を使用してもゴム手袋をした手でカルテを書いたり、入れ歯を削ったカスが髪の毛についたまま次の患者さんを診たりすれば全く無意味です。
 
患者さんが通っている歯科医院の滅菌消毒のレベルを知る事は難しいと思います。
よく観察されて疑問に思われたことは聞かれたら良いと思います。
運用についてトレーニングされていれば普通に回答がある事と思います。

総入れ歯と日本蕎麦

2017年6月12日

総入れ歯と日本蕎麦

 
近所の歯科医院で作った入れ歯が合わなくて困っているとの事で来院された患者さんがいらっしゃいました。
お話を伺うとしゃべりにくい、物が噛めない、味がしないと言った不満の最後におっしゃった言葉が印象的でした。
 
「蕎麦が美味くない」
 
お口の中を拝見すると確かに上顎は総入れ歯、下顎は部分入れ歯が入っていてその他の歯も丁寧な治療がされていたことがうかがえました。
総入れ歯というものは独特の噛み方が必要で、部分入れ歯から移行した場合は慣れるまでに時間がかかります。
初めのうちは上手く物が噛めませんし、大きな入れ歯になりますからその異物感で食事の味どころではないでしょう。
発音もしにくいと思います。
調整をしながら慣らしていけば食べ物をすりつぶせるようになるので味もわかりやすくなると思いますし発音も慣れてくることと思います。
 
ただし蕎麦好きの私はこの患者さんが「蕎麦が美味くない」とおっしゃったことが気になりました。
上顎の総入れ歯は口蓋(上顎の天井部分)を喉の近くまで覆います。
しかも健康保険適応の材質だと厚さもあります。
結局この患者さんは上顎に4本のインプラントを植えて入れ歯との連結装置を取り付けました。
総入れ歯は口蓋部分をくり抜いた馬蹄形のものになり、それを連結装置にパチンッ、と装着します。
下顎の部分入れ歯はインプラントを植えて固定式の人工歯を取り付けました。
蕎麦の喉越し復活です。
しかも蛸や鮑のお刺身も茄子の漬物も大丈夫です。
 
自宅近くに日本蕎麦屋が開店したので早速行き、職業病だなあ、と思いつつ上記の事を考えながらざる蕎麦を飲み込み、かけ蕎麦もすすりました。
この温度差は知覚過敏があったら無理だなと思ったので、それについてはまたの機会にします。

セラミック治療と金属アレルギーについて

2016年8月8日

セラミック治療と金属アレルギーについて

[セラミックの被せ物=金属アレルギーの心配がない]という説明を目にしますが本当でしょうか。
林歯科医院では症例によっては金属アレルギーをおこす可能性があると考えています。
 
例えば根っこの治療をした歯に「セラミックの差し歯」をした場合です。歯の神経を取った後の空洞はガッタパーチャと言われる粘土のようなもので封鎖します。これには微量の亜鉛が含まれるので根っこの先から金属イオンが漏れることがあります。
差し歯に太い金属の芯棒が入っている場合も同じです。セラミックで封鎖するので関係ないと言う意見もあるようですがある歯科大学の実験で金属イオンが象牙質(根っこの部分)の微細な管から極微量ですが漏出することがわかっています。
 
金属アレルギーを発症すると金属に対して非常に体が敏感に反応してしまうようになります。その治療としてセラミック治療を行う場合は上記の事に対しての対策も必要です。
安易にお口の中の金属を除去してセラミックスに置き変えればよいという事ではなく、その症状がどの種類の金属に対して起きているのか、それ以前に本当に金属アレルギーなのかという事から調べる必要があると思います。当院にはその検査設備がないので大学病院の歯科アレルギー科に診断をお願いしてから必要な治療を始めます。
 
セラミックスの一種でジルコニアという素材があります。金属と同等以上の強度があり従来のセラミックスの弱点をカバーしています。これはジルコニウムという金属の酸化物で非常に安定した物性で金属イオンの溶出も非常に少なく生体親和性が高いとされ、今のところ最も金属アレルギーの原因となりにくいものの一つだと思われます。実際、大学病院の歯科アレルギー科でも金属アレルギーに対応できる材料として使用されています。
しかし数十年前にチタン製のインプラントが開発された時にはチタンに金属アレルギーはないとされていましたが現在は極稀ですが金属アレルギーの発現が確認されています。そういう意味ではジルコニアも今後、データの蓄積が必要だと思います。
金属アレルギーは難治性で患者さんにとってつらいものです。その不安を煽るような説明や金属アレルギーの心配がないといった極論は問題だと思います。

インプラント治療に対しての批判の今と昔

2016年7月26日

一枚のレントゲン写真から見えてくるもの

林歯科医院がインプラント治療を取り入れてから30年以上が経ちました。
当時は四谷のみならず日本国内でも認知度の低い治療法でした。

先日、歯科の業界紙に気になる投稿がありました。数種類のインプラントが埋入(植えこむ事)された患者さんのレントゲン写真が載っていて、その前主治医に対して「無計画にインプラントのメーカーをころころ変える無責任な歯科医師」というような批判的なコメントが書いてありました。

 

私の意見はその投稿者の真逆です。レントゲン写真には確かに3種類のインプラントが埋入されています。そのうちの2種類は形が全く違いますが同一のメーカーのもので世界的に有名な歴史のあるインプラントです。おそらく20数年以上前に埋入され、その数年後、他の部位に同社製の改良型のものを埋入したものと思われます。その後、上顎に3種類目のインプラントが埋入されています。この製品も世界規模で実績のあるメーカーの初期型で、より強固に骨と結合するようにインプラントの表面の材質を工夫した画期的なものです。(一長一短があります)

 

これが日本で発売された時期は前の2種類目のインプラントのすぐ後ですから前主治医は当時まだ難しかった脆弱な骨の部位のインプラント治療にこれを選択したのだと思います。決して無責任にインプラントのメーカーを変えているのではなくて、きちんとしたメーカーの製品を症例によって使い分けていたのだと思います。この患者さんは認知症が始まって遠方の前医に行けなくなり御家族が検診の為にこの後医に連れて行ったようです。インプラントの被せ物も昔流ですが清掃しやすい形に作ってあり、介護の方もブラッシングがしやすいと思います。事実、そのインプラントは20年かそれ以上、その患者さんのお口の中で機能しているわけです。

 

インプラント治療を導入している歯科医師ならば上記の患者さんに使用されている世界でも代表的なインプラントの種類や改良による形態の変更位知っていて当然だと思います。逆にその程度の知識で前主治医の批判を業界紙に投稿する事に疑問を感じました。また、この内容の投稿を載せてしまう業界紙の質も疑ってしまいます。これからインプラント治療を勉強しようとしている歯科医師達が間違った知識を得ない事を願います。

当院で使用しているインプラントのメーカーと費用

2016年4月18日

現在、世界中では100社を優に超えるインプラントメーカーが乱立していて正確な数はわかりません。

インプラント部分(人工歯根)は上手に管理すれば数十年単位でお口の中で機能しますが人工歯の部分は摩耗や隣在歯の欠損などの経年変化により作り直しや改造が必要になったりします。その場合は新しい部品が必要となりますがメーカーが倒産していたり日本から撤退していたりすると対応が出来なくなります。

当院で使用するインプラントのメーカーの選択基準は世界規模で研究機関や販売網があり、長い歴史と実績がある事です。30年以上使用し続けているストローマン社製を含め数種類のメーカーのインプラントを症例によって使い分けています。

 

当院でのインプラント治療の費用は都内の歯科医院の平均かそれ以上だと思います、決して安い方ではないと思います。理由の一つとして世界的なメジャーインプラントメーカーの製品の値段は高い事です。

韓国製や中国製のコピーインプラントを使用して(未認可の物は論外ですが)治療費を低く押さえている歯科医院も増えてきています。歯科医師がそのメリット、デメリットをきちんと患者さんに説明してお互いが納得されているのであればそれも一つの方法だと思います。

ヨーロッパやアメリカの中堅メーカー製は評価のかなり高いものがありますがそれなりの値段がします。国産の製品も評価の高く価格の比較的低いものがありますが販売の持続性などに不安があります。また韓国製や中国製のものも当院の選択基準に当てはまらないので使用しません。

インプラントは患者さんの体の中に埋め込むものですから長年使い慣れた主要メーカー製から他の物に替える理由が今のところありません。しかし、これからもリサーチを続け、当院の選択基準と価格にバランスのとれたものが出てくれば採用して患者さんに還元していきたいと考えています。

食べ物による窒息事故

2016年1月5日

近年、食べ物による窒息事故が増加しており、その死亡事故数は乳幼児・高齢者に多く、年4千例を超えています。特にその半数以上が80歳以上のご高齢の方です。日常生活に常に存在している食物による窒息事故。その予防法について知っておくことが必要です。

 

☆食べ物による窒息事故はなぜ起こる??

 

食べ物は口から食道を通り、胃へと運ばれて

いきます。嚥下(飲み込む)によって、食道に
入るべき食物が誤って気道に吸い込まれてしまう
ことによって、窒息が起きます。

乳幼児の場合、奥歯が無く噛んですりつぶすことが
できない、食べる時に遊んだり・泣いたりするため、
また、ご高齢者の方の場合では、口腔内感覚の低下・嚥下反射の遅れ(食べ物を口から食道を経て胃に送る機能が低下)によって、窒息が起こりやすくなっています。

 

☆窒息を予防する為に重要なことは・・・

 

① 食べ物は一口量を多くしない。ゆっくりとよく噛んで食べる。
(食べ物をよく噛み細かく砕き、だ液とよく混ぜ合わせることで、誤って食べ物が気道に
引き込まれても窒息に至る事故になり難いため)
② 食べている途中で急に振り返ったり、上を見たりしない。
(食べ物が気道に引き込まれやすくなる)
③ 食事の際は、一人でとらずなるべく家族と一緒に食べること。
(乳幼児のおやつなども、なるべく誰かがそばにいて注意して見ている)

 
☆窒息の原因となる主な食べ物と注意点
 
高齢者

*粘着性のあるもの(お餅・ご飯・団子) 20160105-1 これらの食品は噛みちぎりにくく、
形が崩れないままで咽頭(のど)に送られる
ことが多く、窒息のリスクが高い食品です。
*加熱してもやわらかくなりにくいもの
(いか・たこ・きのこ類)
*弾力性のあるもの(こんにゃく・ゼリー)
*硬いもの(ナッツ類・肉)

*厚みのないもの(海苔・レタス)・・・・喉に張り付いてしまうため
*パサパサしたもの(パン・ふかし芋)・・・口の中の水分が奪われてしまい、食道への流れが悪くなるため
*繊維の強いもの(青菜類・果物)
*お菓子類(飴・キャラメルなど)
口の中の乾燥、歯の喪失なども咀しゃく機能の低下につながるので、食事の際には、
お茶やお水などで口の中を湿らせ、水分を取りながら食べるとともに、歯周病予防や義歯の
調整などにも心がけて下さい。

 

乳幼児

高齢者の食べ物に加えて・・ 20160105-2
*ベビー用おやつ(ボーロ・ウエハース・ソフトせんべい)
*丸い物(飴・プチトマト・ぶどう・ポップコーン)

 

① 誤って気管に入りやすいピーナッツなどの豆類は3歳になるまで食べさせない。
② 急停車する可能性のある車や揺れる飛行機の中では食べさせない。
③ 仰向けに寝かせた状態や、歩きながら、遊びながら、物を食べさせない
④ 食べ物を口に入れたままの会話、テレビを見ながらの食事はさせない
⑤ 小さな食べ物を放り投げて口で受け取るような食べ方をさせない

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